2017年、最初の娯楽座公演は「幕末フォーク伝~夜明けは近いぜよ!~」と「ココナッツ・ホリデー フォークで遊ぼう!娯楽座」の芝居とバラエティショー形式の2演目行いました。
時は幕末。場所は日本橋。
そこには故郷から出て来た三人の若者がいた。
土佐陽水、長州しげる、薩摩拓郎。
出会ったばかりの三人だが男のフリをした女であり、ミュージシャンを夢見ているという共通点からすぐに意気投合。
そこに現れる西郷長渕隆盛や坂本桑田龍馬、新撰組。
皆が向かっているのは「大江戸フォークジャンボリー」
出会ったばかりの三人も飛び込みで参加しようと乗り込んだ「大江戸フォークジャンボリー」だが、それは勝さだ海舟と松任谷篤姫たちによる身分を隠しての幕府主催のライブイベントであった。
イベントの中でそれぞれの思いや過去、身分を隠している幕府側の考えが見え始め、最後まで「大江戸フォークジャンボリー」を無事に終えることは出来るのか…?
2017年一発目の娯楽座芝居公演は【幕末×フォークソング】というメッセージ性の強い公演となりご好評を頂きました。
そして今回は客演に河村岳司さん(劇団AUN)を迎えて娯楽座に力強い新たな風を吹かせてもらい、音楽監督としてポカスカジャンのタマ伸也さんに音楽指導をして頂き、特別振付として藤田善宏さん(コンドルズ)の振付で公演に花を添えてもらいました。
そして今回で四回目となるバラエティショー形式の「ココナッツ・ホリデー」も土日の二日間行いました。
こちらも特別振付の藤田善宏さん(コンドルズ)の振付で芝居公演とは全く違う雰囲気のオープニングダンスからスタート。
フォークがテーマでもオペラやジャズ調にアレンジした演目や、歌だけに偏らず漫才やモノマネ「ココナッツ・ホリデー」では定番となった監督コント、娯楽座女性陣による公開プロポーズなど様々な思考でフォークソングを扱いました。
「幕末フォーク伝~夜明けは近いぜよ!~」は6月にも再演が決まり、幸先の良いスタートを切った公演になりました。