三月某日、都内某所にて。
一般公開された情報はこれだけの今回の娯楽座公演。
この公演の詳細を知っているのは「娯楽座応援団」の方のみという娯楽座初のシークレットライブを行いました。
会場となったゴールデン街劇場では普段の入口から入るのではなく、まずは怪しげな服装にサングラス姿の劇団員が行うボディチェックから。
ボディチェックが済むと今度は普段出演者しか通れない、楽屋から舞台に移動する扉と階段に通される。
そうしてやっと入れた会場内は薄暗い照明、怪しい音楽、そして渡されるアイマスク…。
という謎な雰囲気で包まれたいつもの娯楽座とは違うテイストでのお出迎え。
開演時間になると舞台上に現れた星川桂が当然「ボスー!お願いします!」という掛け声で白スーツに身を包んだ哀原友則が登場して本編がスタート。
「非合法なネタをやっている劇団」という劇団側の哀原・星川・村本・コースケ、秘密警察としてこの劇団の証拠を捕まえようと追いかける噛家・矢原。
娯楽座の年上組だけで寸劇をお届けするというシークレットライブならではのレアなオープニングでした。
寸劇の後はショータイム。
お正月に駿河健康ランドで披露した獅子舞を使ったバブリーダンスや、駿河健康ランドに持っていけなかったボツネタ「デV3」、そして新ネタの宝塚版・与作などで会場を盛り上げました。
そして応援団イベントだからこそ出来る「娯楽座カルトクイズ」
現在の娯楽座員は何人?という問題から座員の過去のプライベートな問題など、答えが分からなくても楽しめるクイズの数々が出題されました。
このコーナーでは浅草時代に退団した守谷隼人がシークレットゲストとして出演し、退団した理由や現在の活動などをいじり倒す娯楽座の洗礼を浴びていました。
最後のコーナーは「娯楽ザ・ベストテン」
これは主に浅草時代に披露した歌ネタをランキング方式で披露するというもの。
本当に舞台でやっていたのか!?というネタや、座員が減ったので一人でやるしかないネタ、そもそも他の座員がやっていたネタなど知っている人は懐かしい、知らない人も盛り上がるコーナーとなりました。
大盛り上がりの中で迎えたカーテンコールでは、応援団員の方からサプライズで娯楽座にエールを頂き、そして応援団全員が拍手で参加してくれた姿を見て舞台上の座員一同歓喜や感動の涙に包まれました。
その後は劇場での打ち上げが行われ、こちらも応援団イベントならではに座員の手料理やマッサージなどのおもてなしから、鈴木千琴が個人的に褒めたおしたり、石原奈津美が蔑むなどのパフォーマンス系のサービスも希望したら受けられるという打ち上げに。
最終的には希望したパフォーマンス(以前やったネタなど)も突然やるという座員は慌てて思い出しながらも客席は本番と同じくらい盛り上がるというレアな打ち上げでイベントは終わりました。
まだまだ大江戸ワハハ本舗・娯楽座は無名な劇団です。
応援団の入会金5,000円は安くはありません。
それでも応援したいと入ってくれた皆様に、感謝の気持ちを込めて楽しませたくて今回のライブを行いました。
劇場に来て下さった方も、来れなかった方も応援団の方全員が私達の活動の支えです。
皆様にもっと喜んでいただける劇団になれるよう娯楽座員一同、これからも邁進いたします。